接客で大事な言葉遣いについてご紹介します。
今回は、間違えやすい言葉遣いをまとめてみました。

職場において、知らずに間違った言葉遣いをしてしまうことは初心者・ベテラン問わずあります。
スタッフの言葉遣いや所作もお店・会社の雰囲気に関わるので、この機会に覚えておきましょう。

注意すべきポイント

・カタカナ言葉に「お」は原則付けない
・外部の人に対し、内部の人について話すときは尊敬語を使わない
・ダブルの尊敬語はおかしい
・はやり言葉はさける
・尊敬語と謙譲語を混乱させない

間違った言葉の使い方の例

×「よろしかったでしょうか?」 →「~でよろしいでしょうか?」
×「〇〇の方」 →「〇〇」
×「△△の形で」 →「△△」
×「10,000円からお預かりいたします」 →「10,000円お預かりいたします」「10,000円から頂戴(ちょうだい)いたします」
×「ご持参ください」 →「お持ちください」
×「ご覧いただけましたでしょうか」 →「ご覧くださいましたでしょうか」
×「お休みを頂いております」 →「休暇/休みを頂いております」
×「とんでもありません」「とんでもございません」 →「とんでもないことでございます」
×「お見えになられました」 →「お見えになりました」
×「お持ち帰りできます」 →「お持ち帰りになれます」

いかがでしたでしょうか。

慣れないうちは言葉遣いを意識するあまり緊張すると、顔がこわばってしまうこともあります。
言葉遣いと同時に、笑顔を心がけることも大切にしましょう。

別の記事にてよく使う基本用語についても紹介していますので、そちらもぜひご参考ください。

接客 言葉遣い1 基本用語編の記事はこちら